自宅にあるリビングや和室・台所にあるテレビや、洋室にある自分のパソコン用の画面はどれで出来ていますか?今はほとんどが液晶テレビが主流ですが、その前は全てブラウン管でした。時代と共にパワーアップしてきましたが、似たような性能を持つ違いが分かりにくいのが難点です。どういう違いがあるのでしょうか。
液晶テレビの登場と特徴
日本発のカラーテレビが登場したのが1960年で、本格的に液晶テレビが出たのが2003年頃と言われています。ちなみにブラウン管テレビが国内から撤退したのが2006年です。
液晶テレビは消費電力が少なくて小型化が可能なのが特徴です。その為値段も安く作ることが出来、後ろからバックライトを当てて映しています。
しかし応答速度が遅いディスプレイが多く、スポーツやレースゲームなどは苦手分野でした。最近は早くなり特に違和感がありません、ですので当初はスポーツ観戦などはプラズマテレビの方に軍配が上がっていました。
液晶テレビのブランドとして有名なものが、シャープのアクオスや東芝のレグザ、ソニーのブラビアなどが有名です。
プラズマテレビの登場と特徴
1つ1つの発光によって画面が映し出されるのが特徴で、その為色の再現性は液晶テレビよりも高いのが特徴です。更に前述したとおり、応答速度も早くて画面のちらつきが少ないです。一般的に黒のブラック色を得意とし、液晶よりも黒映りが良いとされています。
しかし1つ1つ照らすため、消費電力が多く電気代が高くなります。更に消費電力が多いという事は熱がこもりやすく、大型化せざるを得ない特徴となっています。
プラズマテレビのブランドとして有名なものが、パナソニックのビエラや日立のwooです。
有機ELの登場と特徴
有機エレクトロルミネッセンスの略で、発明されたのは1987年ですが2008年頃から携帯電話やカーナビなどに使われ始めました。曲げることが出来てとても薄く仕上げることが出来るのが特徴で、世界各地で新工場が続々と建設されている技術です。
寿命はLEDよりも短いが、発色が良くて発熱が少なくて熱くならない設計になっています。しかし値段が他の技術よりも高く、いかにコストを落として普及していけるかが今後の課題となっています。
LEDの登場と特徴
LEDは高輝度で高寿命なのが特徴です。小型化する発光システムですが、値段が安くないのが特徴で照明や電球に用いられることがほとんどです。1度新品に変更すると何年も変更することがいらないくらい寿命が長いので、一気に人気になりました。
4Kとプラズマは異なる
プラズマテレビは1920×1080画素のフルHDなのが特徴です。しかし4Kは更にその上を行き、3840×2160画素となっています。プラズマテレビの上位版といえるくらい性能も上がっており、綺麗な映像が楽しめます。今や日本のテレビ史上で最も美しく表現できるのが特徴です。