「歌ってくれるボーカロイド」ソフトと「喋ってくれるボイスロイド」ソフトの違いはあるのか?

テレビやインターネット上で、ロボットが話したような声で解説などが挿入されることがあります。いかにもロボットというものもあれば、かなり通常の人の声に近いものもあります。これらは読み上げソフトにより、文章を読んだり歌わせたりさせるもので両者の違いはどこにあるのでしょうか。

ボーカロイドは文章を歌うソフト

音楽やネットに詳しくない方でも聞いたことがある「ボカロ」「初音ミク」という単語。知らないという人は少なく、その技術はあちこちで使われていて、お店で流れている事もあります。

ボカロとはボーカロイド(VOCALOID)の略で「ヤマハ」が開発した音声合成技術とそれを利用した「歌唱」ソフトの事を指します。歌唱という事は歌うことで、文字にして設定すると歌っているように聞こえるものです。これを音声合成技術と呼ばれています。

有名なのは上述の初音ミクですが、他にも世界中で男性用や女性用の様々なバリエーションの、ソフトやキャラクターが存在し販売されています。

ボイスロイドは文章を読むソフト

それとは別に、ボイスロイド(VOICEROID)と言う「読み上げソフト」も存在しています。これはその名の通りで、文章を読み上げる為のソフトです。ボカロが本来歌うだけで喋れないようにボイロも本来歌えず、読むだけという用途の違いがあるのです。

現在は「歌う」と「読む」の線引きが難しくなっている

ボイロ登場以前にはボカロを無理やり喋らせる事で「トークロイド」といった遊びが流行りました。それとは逆に、ボイロを比較的スムーズに自然に歌わせる技術が確立したりと、現在作られる作品コンテンツに関しての確たる「線引き」があるわけではありません。

歌うことが出来るという事は読むことが出来、読むことが出来るという事は逆の歌うことも可能なのです。それは作り手の設定や組み合わせの技術によって、どんな風にも使うことが出来ます。しかしボカロは喋りが不得意で、抑揚の調声が難しいなど誰でも自然に作れるものではありません。

現在ではボカロにもボイロにも存在する「結月ゆかり」のようなキャラがいたりし、他の歌唱・読み上げソフトの存在もあって、それらを利用して作られた動画の数々はマルチメディア世界を形成してきています。

最後に注意点を1つだけ、VOCA『L』OIDとVOICE『R』OIDのLR表記は異なりますので注意しましょう。