加湿器の超音波式/気化式/過熱式の違いを知って納得

部屋が乾燥していると静電気を帯びてバチっときたり、お肌がカサカサになったり、何だか喉の調子が悪いといった体の調子の悪さの原因になる場合があります。そういう時に湿度計を見ると大抵は湿度が40%や30%といった乾燥状態を指している事が多くあります。

部屋が乾燥していると、ろくなことが無い

空気中が乾燥すると肌の血行が悪くなり、新陳代謝なども悪くなります。そうすると肌荒れを起こし、肌トラブルを起こしやすくなります。保湿クリームや天然のハンドクリームなどで十分手や顔をケアしないとシミの元になる場合があります。

湿度が低いと静電気がおきやすくなります。特に冬場は水分を伝わって電気が逃げる場所がありません。そうするとバチっとステンレスやドアノブなどに触れると電気が発生します。

他にも喉の調子が悪くなったり、風邪やインフルエンザやノロウイルスといった感染症にかかりやすくなります。空気中に水分が多く含まれていると、それだけで人間への進入を妨げてくれるのです。細かい壁があると思っていただければ分かりやすいでしょう。また乾燥によって体に含まれる水分が蒸発する量が増えるため、体が冷えて温まらないといった現象も発生します。

加湿器を使って湿度を上げる

室内の湿度は最低でも50%は維持しておきたいところで、風邪を引いていないにもかかわらず咳が止まらないので、湿度計を見てみると30%だったということがあります。欲をいえば60%は維持しておきたいですが、あまり高くなりすぎるとベトベトして夜寝苦しくなったり、体調も悪くなる恐れがあります。梅雨の時期に何だかシンドイ・・・というのは、湿度が高すぎるという原因があります。

超音波式の加湿器とは?


機械から出る超音波を使って、水を砕いています。砕くと小さくなり、霧になります。それを部屋に散布して湿度を上げているのが「超音波式」です。

なぜ超音波式が支持されているか、それは電気代が安くて静かだからです。しかし加湿器の近くにいると分かりますが、結構湿っぽい空気を出しています。ということは、湿度が高すぎる事が発生するわけです。あまりにも強設定をずっと続けていると、置いている周りがビショビショに濡れる場合もあり、機械などは壊れたり影響が出る恐れがあります。

超音波式を使う際は、はじめの乾燥している段階では強設定にし、時間と共に弱設定に設定しなおす必要があります。それだけ効きがすごいというのが特徴です。

気化式の加湿器とは?

簡単に言うと水の扇風機といった感じです。フィルターに水をあてて湿らせます。そこに風をあびせることで部屋内の湿度を上昇させます。物によっては扇風機のような動作音が気になる場合も有りますが、消費電力も少なく電気代は安くなります。

エコ商品として電気代がいらないタイプもあります。紙を水で濡らし部屋に置いておきます。そうすると徐々に気化して部屋の湿度が上がります。タオルや洗濯物を濡らして、部屋に干しておくと湿度が上がるのと同じ原理です。

効果は高くありませんし、すぐに乾燥を解決したい場合には不向きですが電気代がかからないのが嬉しいです。しかしずっと湿ったまま何回も使っておくと、カビが生えたり衛生的に良くないので適度に洗ったり交換したりする手間があります。

過熱式の加湿器とは?

ストーブやヤカンで例えると分かりやすいでしょう。ヤカンを火にかけると沸騰して、先から煙が出ます。煙と言っても蒸気で、その蒸気で部屋の湿度を上げています。最大のメリットは加熱しているので雑菌などの心配が無く、衛生的だという事です。更に蒸気なので部屋に溶け込みやすく、湿度が目に見えて上がってきます。

加熱している最大のデメリットは、電気代がかかるという点です。沸騰させているように、電気の力をかなり必要とするので経済的ではありません。更に熱しているので触ったりすると、火傷の恐れもあり小さな子供やペットがいる家庭では気を使う必要が出てきます。

いいとこどりのハイブリット型もある

最近では加熱と超音波の良いとこ取りをした、ハイブリットタイプも存在します。水滴で濡れるのはそのままですが、電気代が押さえられて加熱するので衛生的とのこと。

銀イオンを使ったフルターを搭載したものや、マイナスイオン発生装置つきのものもあります。使いやすさと部屋の用途や環境に合わせて選んでいくと、失敗はしづらいでしょう。