目的が全く違う?「ハイキング」と「ピクニック」の明らかな違いについて

子育てをしていると、学校行事のパンフレットを見て「ハイキング」だったり「ピクニック」だったり、言葉が似ているようでとても不思議でした。自分も紛らわしいと思いつつ何となく使っていた言葉ですが、それぞれがどういう意味なのか、長年気になっていましたので調べてみました。

ハイキングとは歩き限定の意味?

ハイキングとは、直訳すると「徒歩の旅行」です。健康維持や自然を楽しむために野外を歩くことになります。つまり目的が「歩くこと」ですので、移動手段も全て「徒歩」ということになります。

登山よりは服装も時間も気軽に考えられるので、子育てを終了した中高年が自分たちの体力作りの為にと考える方も増えています。少し標高のある山を利用して、夫婦で歩いている姿をよく見かけます。

ピクニックとは遠足の事?

ピクニックは、直訳すると「食事を持参しての遠足」です。自然を楽しみながら野外で「食事をするこ」とが目的です。つまり野外の「食事」が目的なので、必ずしも移動手段が徒歩でなくても構いません。

例えば現地まで車で行ったり、電車やバス、新幹線や飛行機を使用しても構いません。準備は大変ですが、自宅で作ったおにぎりや弁当は外で食べると格段の美味しさがありますよね。今は途中のコンビニで調達という手軽な方法もありかも知れません、食事というのがキーワードになります。

今日は食事をするのがメインだから・・・ピクニックか

このことから違いはこのポイントです、ハイキングは「歩くこと」ピクニックは「食事」をとるです。自然を楽しむために野外を歩くことが全てハイキングであると言えます。必ずしも野山でなくても構いません、街中でも公園でも楽しんで歩く事はハイキングと言っていいでしょう。

また同様に、天気のいい日に公園で楽しくお弁当を食べても、これも立派なピクニックです。幼稚園や小学校、家族での旅行やお出かけ時に、どちらを使うか一度意識してみてください。

自動車を使わない歩いて食べる懐かしさ

子供が幼稚園や小学校の頃、行事のプリントや先生の言葉によく出て来た「ハイキング」「ピクニック」が近場に出掛けることに変化を付けて言っているだけに聞こえていました。

しかし実はきちんと的を得た言葉遣いだった、ということが分かります。卒業した方は、学校行事に参加することも無くなって、車でドアからドアだけの移動が多くなった現在を今一度見直し、足腰の健康の為にハイキング・ピクニックに出掛けてみるのも良いかもしれませんね。