全く意味が異なる、お客さんに対応する「接客」と「サービス」の違いとは

レストランやファミレス、牛丼屋に定食屋など、何かを食べに行くと必ず定員さんに対応してもらいます。コンビニでもスーパーでも同じですが「お客様に接客する。」「お客様にサービスする。」一見してどちらも同じように見えます、しかしこれを実際に行動すると明らかに違うのが分かります。

お客様と接客するとは

飲食店を例にすると分かりやすいと思います。「お客様に接客する」とはお客様を相手にして、メニューを聞くことなど「対話する」ことが接客にあたります。

コミュニケーションが求められる仕事で話すのが好きな方、得意な方が就くと楽しめますがそうでない場合は苦労します。

お客様とサービスするとは

では「お客様にサービスする。」とは新メニューの試食を提供することや知り合いに一品を提供するような、お店側からお客様に好意として行うことをサービスと言います。もちろんこれは飲食店に限ったことではありません。

直接やり取りせずともお客様に貢献する事は大事です、フットワークが軽かったり力仕事や喜んでもらえる仕事ならサービス提供者は仕事のやりがいがあります。

同じ仕事場でも仕事内容によって異なる

ホテルであれば、受付や案内をする従業員は「接客」をしています。しかしドアを開けるドアマンや荷物を運んでくれる従業員は「サービス」をしています。

このように「接客」と「サービス」はどちらもしている行動はお客様の為ですが、内容は違うのです。しかし、どちらかの一方でも欠ければお客様は気持ちよくご利用頂けなくなるので、どちらも必ず必要なことだと言えます。

接客が苦手なら体を動かす

例えばアルバイトの接客が苦手な場合は、調理として料理を作ったりできます。滑舌(かつぜつ)が悪い方で接客が難しい場合は、サービスをお客様に提供することで貢献することが出来るのです。

もちろん苦情・クレームをスマートに処理できる接客はカッコイイですが、裏方として体を動かし寡黙でも貢献するサービスを仕事としている方もカッコイイのです。