テレビやネットに新聞と有名な人物は名前を聞いただけでも、何をしている方か分かるものです。芸能人の子供が話題になったり、妊娠や出産、結婚や離婚も人々の関心を引きニュースになります。よくその人物が紹介されるときに、タレントの○○さんです、と紹介されることがあります。また、芸能人と言う単語もあり、どこがどう違うのでしょうか。元々は明確な違いがあります。
芸能人とは芸を披露する人の事
芸能人は、観客の前で「芸を披露する」ことを職業とする人々のことです。テレビや雑誌に出ている人だけではなく、歌舞伎などの伝統芸能を披露する人のことも含まれている。
例えば小林麻央さんの旦那さんで「市川海老蔵」さんが有名です。他にも「中村勘三郎」「勘九郎」「七之助」さんであったり、伝統芸能を披露している方は間違いなく「芸能人」です。
芸能人の細かい分類には主に4種類
芸能人自体は大きな分類の名称です、その中に「俳優」「女優」「歌手」や「お笑い芸人」など、細かい職業名が含まれています。映画やテレビドラマに出て演技をしている方や、「ビートたけし」さんや「明石家さんま」さんに「ダウンタウン」や「オール阪神巨人」、といった芸人さんも立派な芸能人と言えます。
もちろんJ-POPであろうが邦楽洋楽にヒップホップやメタルロックなど問わず、一芸があるので芸能人です。
タレントとはメディアに露出しているその他の人
一方で「タレント」とは、テレビなどメディアやイベントの出演料を主にして生計を立てている人のことです。芸能人の一部には含まれていますが「俳優」「歌手」などの明確な肩書きがない人に対しては「タレント」と呼ぶことが多いのです。
そういう意味では、具体的な仕事内容が推測しにくくて曖昧な位置付けの言葉でもあります。例えば読者モデルをしていたが、テレビのクイズ番組に出ているとか、アナウンサーを引退してテレビの討論番組に出ているとか、テレビショッピングなど通販番組で紹介している方もタレントに入ります。
違いが分からなくなってきている?
本来は英語の「才能」という意味に由来している単語ですが、特に秀でた技術を持っていなくても言われる場合があります。例えば容姿や言動にカリスマ性があったり、マスコミなどで何かと話題になる人と印象が強い場合は顕著にその傾向が出ています。
よく不祥事やトラブルを起こして謹慎処分になったり「お騒がせタレント」という言葉もありますよね。これは良い意味ではなく「皮肉を込めて」使われる場面も多いので、あまり響きのいい言葉ではないと思ってる方も多いのです。