「貧乏」なセレブと「お金持ち」のセレブの違いはどこにあるか

セレブという言葉を聞くと、「お金持ち」というイメージが先行しますが実はそうではありません。英語と日本語ではその意味合いは全く異なり、お金の無いセレブも存在します。セレブだけど生活保護を受けている、と聞けばどう感じますか?2つの違いとその意味は、似て非なるものなのです。

セレブとは本来「お金持ち」という意味ではない

セレブ(英語でceleb)、またはセレブリティ(英語でcelebrity)とは、英語では「話題の人物」という意味です。似たような意味でスター(英語でstar)があります。これはまるで空に輝いているお星様のような、花形的存在を指します。「ハリウッドスター」という使われ方をしたり、そういう存在がたくさんいるのを「オールスター」と言う使われ方もします。

ニュースやテレビで話題になる事で、海外セレブのゴシップ記事や整形写真などが話題になります。これは有名な話題の人物なので、記事や写真が重宝され話題になるのです。ですから彼ら彼女らが必ずしも「お金持ち」という意味ではなく、「有名で話題になる人物」というだけなのです。

日本でセレブとは「お金持ち」という意味

では日本ではどうかというと、日本では「お金持ち」「高級」という意味になります。もちろん当初は同じように「話題の人物」という意味で使われていましたが、話題になる方がお金持ちというイメージが強くなり、時代とともに言葉が変化してきたのです。

最も有名な例が「叶姉妹」です。ゴージャスなファッションドレスに身を包み、生活も派手なお金持ちというイメージを日本人に印象付けました。

成金とはまた意味が異なる

似たような言葉として、日本には昔から「成金」(なりきん)という言葉が存在します。将棋の最も普通の役割の「歩」がいきなりパワーアップしたことで「金」になる(成る)として「成金」という言い方をします。

しかし成金は日本ではあまり良い言い方ではありません。元々貧乏、もしくは普通の財力のものが宝くじを当てたり、一攫千金したことでいきなりお金を持った事を「成金」という言い方で使われます。

お金持ち本来の落ち着いた雰囲気ではなく、お金を見せびらかしたり悪いことをしていたり、お金が1番という考えの下卑た者を指すときもあり、どちらかというと悪いイメージで使われることが多々あります。

日本でセレブの力は強い

日本ではセレブは「お金持ち」という意味になりますので、いわゆる人生の成功者です。元々お金を持っていた方も含まれますが、ファッションなどでも憧れの的になるので真似をしたがります。

例えばどんな「財布」を持っているか、どんな「髪形」をしているのか、「私服」も普通の方と違った装いなのか、気になる方も多いのです。まずは形からと言われるように、真似できる事から試す方もいます。セレブがダイエットに使っているドリンクと聞けば、良さそうに見えるのもセレブという言葉が尊敬の意味もこめて「すごい」と思われているためなのです。