花粉の季節やペット臭など生活する上で「臭い」「浮遊物」は付きものです。アロマのように良い香りだったら問題ないのかもしれませんが、臭いに加えて埃やハウスダストなど目に見えない細かい粒子も飛んでいます。体調を壊したり、病気になる可能性もあるので何とかしたいと思ったら空気清浄機ですが、種類がありすぎます。
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どうして空気清浄機が今求められているのか?
春の花粉、冬のインフルエンザやノロウイルス、海外から飛んでくるPM2.5や黄砂など、様々な菌や塵・埃が空気中では舞っています。それらを吸い込んでしまうと、体調が悪くなるばかりか酷いときには病気になってしまう恐れがあり、特にお年寄りや小さい子供がいる家庭では対策が急務です。
アレルギーの元となるハウスダストなど、カビやダニも心配でペットの臭いやバクテリアの繁殖などあげればキリがありません。
それらを何とかしようとすると、日々の掃除だけでは間に合わず空気清浄機に頼らなくてはいけない環境になっています。最近ではPM2.5より小さなPM0.1なども出ており、より強力な空気清浄機を求めている方も多いのです。
ポイント1:重要なのはパワー
何と言っても1番の目的、空気中の粉塵や菌を中心に吸い込んでくれるパワフルなタイプが求められています。例えば、通常の吸引だけの商品と、ダブルやトリプル機能でかき集める場合はそのほうが優れています。
ダイキンの光クリエール、「電気集塵」+「フィルター集塵」であったり、シャープの「プラズマクラスター」と「フィルターW」など、どれだけ素早く吸い込む力があるかを重視しましょう。
特に自宅から帰った場合に玄関に置いている方も多く、花粉やウイルスを部屋に持ち込ませない為です。それには強力な吸引力で、1秒でも早く綺麗にすることが室内に持ち込ませない方法なのです。
しかしあまりにもパワフルなタイプは、加湿器が省かれていたり電気代が高額になったり、モーターの音がうるさい製品があるので注意が必要です。
ポイント2:ランニングコストも大事です
自宅にいる間はずっとかけている方が増えています。パワーがあまり強くない製品ほどその傾向は強く、省エネモデルの場合は24時間つかっていてもほとんど電気代がいらない製品も出ています。
空気清浄機の近くでは汚れセンサーが反応して、どれくらい汚れているか分かりますがそれがクリーンになったら止めるのは間違いです。部屋には人間がいて動くわけですから、埃や塵が舞っています。常にかけ続けることが綺麗な空気を維持する方法なのです。
そうするとフィルターが汚れてくるので、その交換代金も念頭に入れておく必要があります。
ポイント3:掃除が大変なので掃除しやすい製品
掃除のいらない空気清浄機は存在しません。ほぼ全てに集塵フィルターが取り付けられており、ある程度溜まれば掃除機で掃除したり水洗いをして天日干しをしたり、長い間使用した場合は交換をする必要が出てきます。
基本的にはメーカー製品を購入するのですが、結構なお値段がする場合があります。汎用のフィルターもありますが、合わなかったり効果が薄かったりするのでお財布と相談しましょう。
フィルターにも種類があり、何層にも重なって入っています。例えば、プレフィルター・集塵フィルター・脱臭フィルター・加湿フィルターなど空気清浄機が高性能になればなるほど大きくなり、フィルターの数も増えていくのです。
よく10年交換不用と謳っている事がありますが、過信してはいけません。交換は不要でも掃除は必要ですし、過酷な環境では5年や7年で交換する必要も出てきます。料理をする場所やペットがいる場所では、常に汚れているランプが点灯しますしフィルターの動きも活発です。特に集塵フィルターに関しては1ヶ月に1回~2回は掃除するようにしましょう。
空気清浄機に加湿って必要?
空気清浄機にセットで付いている場合として、オマケ程度に加湿機能が付いている場合があります。加湿器には及ばないものの、乾燥する季節では重宝するものです。
特にインフルエンザやノロウイルスを警戒している方は、湿度も重要です。1つの機械でウイルスも湿度も管理できれば、これほど心強いことは無いでしょう。付属されている機械も多いので、可能ならば加湿機能ありを選ぶことをオススメします。
イオンの力に違いはあるのか?
シャープでは「プラズマクラスター」、ダイキンでは「アクティブプラズマイオン」、パナソニックでは「ナノイー」と各社宣伝していますが、あまり深く考えず選ぶことで問題は無いでしょう。
どれを選べばいいか分からない場合は、とりあえずデザインや売れ筋で選び、機能に不満が出てくればパワー重視や電気代重視、特殊機能有りなどを選んでいっても遅くはありません。何畳用というサイズを間違わないことと、2万円前後が1番安定して販売されているのでそのラインで考えてみてはいかがでしょうか。