都市部では宿泊施設の代わりに「ネットカフェ」に泊まっている方もいます。漫画喫茶でコミックを全巻制覇したりとどちらもよく聞きますが、これらに明確な違いはあるのでしょうか。どちらも「インターネットし放題」で「漫画読み放題」な気がしますが、一方にあってもう一方にないサービスがあるのでしょうか。
インターネットカフェの方がサービスは上か?
インターネットカフェにはよく行きますが、「個室」と「オープンスペース」があり「インターネットはし放題」で「漫画は読み放題」でした。店舗によって多少の違いはありますがダーツやカラオケまであり、1人でも複数人でも利用が可能で、ドリンクサーバーではジュースやお茶にコーヒーが飲み放題。更にはアイスのソフトクリームも食べ放題でした。
エアコンはよく効いていて夏は寒いくらいで、冬は暑いほど強烈です。昼食や夕食用にカレーやかつ丼もあり、パスタやエビフライにうどんも食べれます。ほとんどがレトルトというか冷凍ものですが・・・どんな店員でもすぐに作れるようにされているからです。
仕事や作業するにはもってこいで、禁煙と喫煙に分かれているのもありがたいでしょう。寝ている方もいますし、映画やドラマを見る方もいます。設備がいい広い場所では女性専用のパウダールームから、ドライヤにシャワー室までお金を別途支払えば利用できます。
では漫画喫茶とは何をするところでしょうか。
漫画喫茶(満喫)はネカフェの下位版?
漫画喫茶とは基本的には大量の「漫画」が読み放題で、軽食もできる喫茶店です。ネットカフェの発祥地は海外ですが、漫画喫茶は日本発祥です。
漫画喫茶では文字通り漫画や雑誌などが読み放題です。数はネカフェの更に上を行くことが多いでしょう、軽食も喫茶というだけ有り一通りのものは揃えています。しかし漫画喫茶もパソコンを置くようになり、落ち着いた環境を整えるために個室/ブースを設置するようになりました。最初は本当に図書館のようなオープンスペースだったはずです。
漫画喫茶もドリンク飲み放題でアイスがあるところもあります。ということは現在では違いは殆どありません。複合カフェ・メディアカフェとも呼ばれ、ほとんどインターネットカフェと差はなくなってきているのです。
どちらから近づいてきたかお知る
漫画喫茶は「漫画+飲食」メインから始まり、ネットカフェの進出に伴いサービスを拡張していきました。逆にインターネットカフェは「インターネット」メインから始まり、漫画や他のサービスも増えてきました。どちらから始まったかが違うだけであり現在は「ほぼ」同じだといえます。
本を読むのがメインなのか、インターネットをするのがメインなのか、そこが本来の違いといえます。
利用料金はいくらくらいか、高いという人もいる
一般的には3時間で1,000円前後、6時間で1,700円前後、9時間で2,400円前後が多いでしょうか。都市部やスペースが広いところや狭いところ、サービスの数が少ないところによって料金も上下します。夜のナイトプランがお得なので、宿泊という面で見ると安く感じるかもしれませんが、読書をするだけなら高いという人もいます。そこで何をして過ごすかで費用対効果の考えも変わります。
予約ができるところもあれば、鍵をかけれる個室があったり、コンソメスープやポタージュが飲めたり、毛布やアイマスクに耳栓があったりと提供レベルも異なります。気になるお店があれば利用してはいかがでしょうか。