ホテルのツイン・ダブル・セミダブル・トリプルはどう違う?

旅行に行ってホテルを予約する際に、シングル・ツイン・ダブルなど様々なタイプの部屋が存在します。シングルは1人で泊まって1人用のベッドが1つあるのは分かりますが、ツインやダブルはどう違うのでしょうか。またセミダブルという記載もありますが、セミはどういう意味なのでしょうか。大きさやベッドの数が異なるのですが、どれがどう異なるのでしょうか。

ツインベッドの意味

ツインとは対になっている事を表す言葉で、ホテルではシングル用のベッドが2台あることを意味します。友達同士での旅行や同僚との出張での宿泊などは、ツインベッドを選びましょう。

ダブルベッドの意味

ダブルとは、2人分の大きさのベッドが1つだけあるということです。夫婦やカップルで泊まる場合や、1人でゆったりしたい場合、体が大きい人が使う場合はダブルを選びましょう。シングルと異なる点は、シングルベッドの場合の幅は約100センチですが、ダブルの場合は約140センチとなっています。ただしホテルによってサイズが若干異なります。

シングルベッド2つ分ではなく、あくまでも1つのベッドで2人寝ることが可能という意味ですので大きさは2倍にはなりませんので注意が必要です。友達や同僚と行く際は、ダブルと間違えると気まずくなりますので気をつけてください。

セミダブルの意味

セミダブルとはシングルベッドとダブルベッドの中間の大きさのベッドです。シングルでは狭くてダブルでは大きいという場合に、ゆったり使いたい場合はセミダブルがいいでしょう。1人用でも普通に寝る分には問題ありませんが、どうせならゆったりと気持ちよく寝たいものです。

部屋の大きさも変わってくる

ベッドの大きさが異なるという事は、部屋の大きさ広さも異なります。シングル→セミダブル→ダブル→ツインという順番に広くなっていきます。値段と共に部屋とベッドの大きさもグレードアップするのです。

3人以上の部屋

シングルとツインはそれぞれ1人用が1つ、1人用が2つと説明しました。では3人以上はどうなるのでしょうか。答えは3人が「トリプル」4人が「カルテット」です。

日本のホテルではツインやトリプルでは、ほとんど全てが離して置かれています。しかし一部の海外ではくっつけて並べられている場合があるので驚くことがあります。基本的には移動はせずに、置かれているそのままの状態で使うようにしましょう。どうしても動かしたい場合は後で戻すか、固定されている場合は諦めましょう。

おまけ

ルームでよく聞くのが「スイートルーム」です。スイートルームとは、ホテルの部屋の構造を意味しています。寝室の他にリビングや和室、客間などがセットになっていて普通にそこで生活できるレベルです。

設備としては空気清浄機やフットマッサージャー、ブルーレイから高級バスアメニティと、wi-fi(ワイファイ)まで揃っていたり至れり尽くせりが多いです。

スイートルームにも「ロイヤルスイート」「セミスイート」など8名や6名が泊まれる巨大なフロアと化した部屋もあります。もちろん価格もそれなりにはしますが、記念日やパーティー会場、女子会など様々な間取りがあるので多様に対応できる時代になりました。