謝り方の違い「ごめんなさい」「すいません」「すみません」は重さが異なる?

何か悪いことをしたとき、何か失敗をしたときに謝罪の意味で使われるのが「ごめんなさい」「すいません」「すみません」この3種類です、他には「申し訳ございません」という言葉もあります。同じような意味と捉えがちですが、少し意味が異なります。文章上、口語上、度合いなどどう違うのでしょうか。

ごめんなさいは「ため口」謝罪

小学校で友達に悪いことをしたら「ごめんなさい」と謝ろう、と学校の先生から教わった人も多いでしょう。「ごめん」「ごめんなさい」という言葉は謝罪の意味合いですが、比較的親しい・もしくは近い立場の人間への「ため口」の謝罪です。

つまり謝罪の思いはあるが、ビジネスや形式ばったところでは使えなく友人同士や家族で使うことがほとんどです。お店の店員がお客に対して「ごめんなさい」と言っているのを聞く事は無いでしょう。そのようなところで使う言葉ではないからです。

すいませんは「口語」謝罪

お店の店員が何かをしでかして謝罪する時は、「申し訳ございません」「すいません」となります。すいませんとは、「口語上での謝罪」で文章では使いません。

すいませんは、少し和らいだニュアンスがありますので、社会人としては「申し訳ございません」という最上級の謝罪を使うと完璧です。

すみませんは「文章上」謝罪

すみませんは、口語で、つまり口で謝罪する言葉ではありません。これは文章として紙やメール、ネットの記事として謝罪を書く場合に使われます。「文章上での謝罪言葉」という事です。

つまり文章⇒「すみません」口語⇒「すいません」となるわけです。

申し訳ございませんは最上級の謝罪

とりあえずどんな現場でも「申し訳ございません」と言っておけば問題はありません。逆にこれ以上の謝罪言葉は無いほど意味合いが高くなります、しいて言えば「大変」申し訳ございません、などでしょうか。

レベル1:ごめんなさい
レベル2:すいません
レベル3:申し訳ございません

反省の度合い・謝罪の度合いによって使い分けたりし、社会人では「レベル3」もしくは「レベル2」を使うことがほとんどです。間違ってもメールを書くときに「すいませんが・・・」などと書くことのないようにしましょう。